ホリエモン「多動力」レビュー 自分自身の価値を100倍高める方法
初の著書レビューとのことで、堀江貴文ことホリエモンの著書である「多動力」をサクッとレビューしていこうと思います。
多動力自体読みやすくてそんなに時間がかからないのですが、この本をまだ見たことがないあなたへちょっと解説をしちゃうよ♡
なかなか気づきが多く良い本なので個人的にはおすすめなのですが、特に良いと思った部分をチョイスしていきます。
自分自身の価値を100倍高める方法
さて、このよのなか自分自身に価値がないと感じている人はかなり多いのではないだろうか?
自己肯定感が低く、自分には何もない、才能もなければ運もない。
そんなネガティブな思いを抱えている人には特に為になるのがこの、
自分自身の価値を100倍高める方法
です。
この社会で自分の価値を高められたらもう食うに困らない最強の財産になります。
しかし、価値を高めるのはすごく大変で時間がかかると思ってないですか??
もちろん楽じゃないし、時間もある程度はかかりますが、誰でも才能とかそんなもの関係なしに価値を飛躍的に上げる方法がこの多動力に書かれています。
それはなにかというと「肩書の掛け算」です。
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ちょっとわかりにくいので、わかりやすくいうと、
弁護士×ラジオパーソナリティー
プログラマー×マーケッター
など、複数の肩書をもつことで、自分自身の価値を掛け算方式に飛躍させるというものです。
ホリエモンいわく、一つの物事を100まで極めるのは一生かかるか一生かけても極められないとのこと。
しかし一つの物事を80まで上げるのは割と時間はかからないと言っています。
つまり、一つの物事を100まで極めるより、一つの物事は80までにしといて、もっと他のことにも手を付けて、それらも80まで上げていこうというものです。
ズバリ難易度でいうと、80〜100>0〜80ということですね。
80から100にする労力と時間でほかのことを0から80まであげちゃおうということです。
ひとつのことを100まで極めようとするのは間違いではないし、それはそれで素晴らしいとホリエモン自身も言っておりますが、今この時代には、一つの物事を極める人よりも、80を複数持つマルチな人間のほうが価値がずっと高いとも言っています。
この0〜80をいくつかハシゴすることをホリエモンは多動力と言っています。
この本の核の部分ですね。
この80を複数持つことは、自分自身の価値を掛け算式に飛躍してくれるものなのですが、
それはたとえば、1000人に1人しかできないことができれば1000分の1の人材になれます。
なかなかすごいことですよね。
しかし、100人に1人ができることを2つ持っていたらばどうなるでしょう?
100×100=10000です。
1万人に1人の逸材になれるのです!!!
つまり、10000人に1人の価値=100人に1人の価値を2つもっている
ということなのです。
ウェブサイトをフルカスタマイズできるスキルを持っている人が100人にひとりで、ウェブマーケットをしている人が100人にひとりならば、ウェブマーケットができて、なおかつウェブサイトのフルカスタマイズもすることが出来る人は10000人に1人ということになり、大変貴重な逸材になれるのです。
10000人に1人しかできないことを会得するよりもずっとかんたんそうではないですか??
100人に1人をハシゴしまくって
100×100×100になれば、なんと10万分の1というとんでもない価値になります。
ここまでくればもう人間国宝レベルですよ!
掛け合わせる肩書は何でも良いのか?
ここで、かけ合わせればなんでもいいの?という疑問が来そうなので、それに答えます。
結論から言うと何でも良いです。
これとこれは相性が悪いからダメ!とかは基本的にはありません。
どういうことかというと、一見相性が悪そうでも、その人自身の価値ということには変わりないからです。
とどのつまり、その人間がしているものにフォーカスしているのではなく、その人のひととなり、人間性にフォーカスがいっているということです。
スポーツもできて料理もできるなんて素敵!!なんて事を言っている女性をみたことはありませんか?
料理が上手だとスポーツも上手くなるといったことはなく、直接スポーツと料理は関係はありませんが、その人自身の価値として「料理ができてスポーツも万能」といったその人自身の総合評価に直結するのです。
プログラムが組めて声がめっちゃ渋くてかっこいい、将棋が強くてイケメン。
といった関係はないけれど、その人自身の価値が上がっているのが事実です。
100人に1人レベルのイケメンが100人に1人レベルの歌のうまさならば立派な10000分の1でしょう。
なので、掛け合わせる肩書は双方に関係がなくても、その人の価値(魅力)になるのです。
もちろんかけ合わせる相性問題がまったくないというわけではく、上で出した例でいえば、プログラマー×マーケッターならば自分でプログラムして作ったコンテンツを得意のマーケット力で販売を上げることも出来るし、ラジオパーソナリティーで更に弁護士であれば、弁護士であることを生かして弁護士ならではの独自のトークができますからね。
ただ、ホリエモンも基本的には掛けた肩書はそのままその人自身の魅力になる。というふうに言っています。
これからは個人の時代と言われているので、ますます個人の価値を高めて行くべきですよね。