日本特有の同調圧力の正体
KANEPONです。
日本といえば集団主義的社会です。時代が進んで日本も欧米的な価値観を持つ人が増えましたがそれでもまだまだ昭和的な集団主義的社会です。
この同調圧力によって苦しめられてきた人は相当多いのではないだろうか?
このやっかいな同調圧力の正体を今回は記事に書いていこうと思いますよ。
日本社会に蔓延する同調圧力の正体
日本社会に蔓延する同調圧力の正体…その正体はズバリ!!
「日本の風土が作り出した暮らしの知恵」である。
これはどういうことかというと、そもそもなぜ日本には根強い同調圧力というものがあるのか?
結果には必ず原因がある。
ただたまたま日本社会は同調圧力が強い国である。ということはない。
日本に同調圧力が強く蔓延している最たる理由は、日本は災害が多い国であり、その災害が多い日本という国の風土が日本人に与えた淘汰圧というものが今でも残っていると考えられているからです。
ではなぜ災害大国だと同調圧力が強くなるのか?というと、人間は自然災害を目の前にしたらあまりに無力で小さいものです。
その偉大な自然と共に生きていくためには人と人とが協力し合っていく必要があります。
もしも、人と人とが協力しあわず、それぞれみんな「自分は自分」や「俺は1人でどうにかする」などといっていては、度重なる自然災害を乗り越えて生きていくことは不可能です。
自然災害が多いという環境下では、人と人とが協力し合わなければなりません。
そして人と人とが協力し合って、共同体となったとき、個人個人の勝手は許されない場合が多くなります。個人よりも集団、共同体を軸に考えて生きていかなければなりません。
そしてそんな集団主義社会が形成されます。
なぜなら、人と違うことや個人の好き勝手が思わぬミスや不幸などをもたらすため、同調圧力をかけることによって、そういった事故を未然に防ごうとしているのです。
いわば同調圧力とは集団主義社会における防衛本能といえましょう。
人は生物なので、繁殖し、自己を守ろうとします。当然といえば当然ですが、同調圧力とは元を辿ればそういった生物が繁殖していくための基礎的な防衛本能だったのです。
それはまさに「日本という国の風土が作り出した暮らしの知恵」ですね!!
そう考えると、同調圧力というものへのイメージもいくら変わると思います。
ん〜深いですなぁ…
まぁここまで深く考えたことある人ってあんまりいないのでしょうけど…