啓蒙99

啓蒙99

啓発とかPC関連とかですかね

結果なんて求めなくていい 今この瞬間を満足に生きる

結果を求めてしまう、結果がすべてだ。

 

そういう考えを持った人は少なくないだろう。

 

結果がすべて!終わりよければ全てよし!

 

私はこの考え方はすきではない。

 

結果を求めるよりも今この瞬間を満足に生きることのほうがずっと楽しいし充実できるからである。

 

結果を求めるより今この瞬間を生きる大切さと理由を書いていこうと思います。

 

結果なんて求めないくていい、今この瞬間(過程)を最大限に生きる

 

私は断言する、結果など求めず今この瞬間を最大限に生きようと。

 

結果を求めて何が行けない?結果を求めるから頑張れるんでしょ!という声が聞こえてきます。

 

その意見は間違っていません、たしかにそのとおりです。

 

結果を求め、それに向かって努力をすることで頑張れるしモチベーションになる。

 

というのもそのとおりです。

 

ですが、その考え方が基本だと私が考える本当の人生の満足にはつながらないと思うのです。

 

なぜなら、結果を求めるということは、過程を無視してしまうからです。

 

 

とくにビジネスにおいては成功することが重要であると考えられています。

 

成功を収める(売上を達成する)ことがビジネスにおいての根幹であり大切なことなのである。

 

はい、この考え方はかなり資本主義的な価値観です。

 

私は資本主義的な価値観では本当に幸せにはなれないと断言できます。

 

資本主義的価値観は結果至上主義ともいえます、そして、過程がないがしろしされがちです。

 

ということは、良い結果が出なければ過程がどうであれ全てダメだ!という考え方になります。

 

過程の中にこそ様々なドラマやストーリーがあるのに、結果が全てでそれらを見ないのはあまりに悲しいではないか。

 

結果さえ良ければ中身は重要ではないのか?

 

つまり、結果なんて求めなくていい 今この瞬間を満足に生きるということは資本主義的な考えを捨て、過程の中に喜びや充実を見出し、満足するということです。

 

お金は大切だけどもっと大事なものがたくさんある!的な考えですね。

 

最小限のお金で幸せになるという考え方でもありますね。

 

今目の前に広がっている光景、現象、それらに心を巡らせ、感動すること。

 

それらがいかに大事で素晴らしいか。

 

それらを軽視して結果ばかり追い求めるのがいかに虚しいか。

 

資本主義的ではない結果を求めるという考え

 

先程、結果=資本主義的なものと書きましたが、それだけではありません。

 

求める自分にとっての良い結果というものは、ビジネスで売上を出し成功すること以外に、異性に告白しOKをもらうこと、大会で優勝をする。ということも結果を求めることだからです。

 

異性に告白しOKをもらうことと大会で優勝することは資本主義的ではありません。

 

原始的価値です。

 

人の上に立ちたい、人からよく思われたい、異性を獲得し繁殖したい、という原始的価値観ですね。

 

私達人間も動物なので、当然これらの基本的な欲求というものがあります。

 

その欲求を満たすために結果を求めるというものです。

 

いい結果を得られれば自分自身が幸せになり満足できます。

 

しかし、逆を言えば、良い結果が得られず、悪い結果がもたらされれば、人は苦しみ不幸になるでしょう。

 

欲望を満たせられなかった人の苦しみというものは闇が深く、苦痛なのです。

 

この世で起こった事件のほとんどが欲望を満たせなかった人ないしは強引に欲望を満たそうとした人がもたらしたものと言えるでしょう。

 

強引に欲望を満たさざるを得なかったのは普段から適切な欲望が満たせられなかったからでしょう。

 

つまり、結果を求めようとするということは、破滅の引き金になり得るのです。

 

結果を求めるということは期待をするということ

 

私は世の中の全てのことに期待をしていません。

 

人生はうまく行かないのがデフォルトだという考えが基本にあるからです。

 

なぜうまくいかないんだ!!ではなく、まぁうまくいかなくてあたりまえだよね精神です。

 

しかし、結果を求めようとすることは、欲望を満たそうということと同じであり、欲望を満たせなかった場合には不幸になり、今までの自分が行ってきた過程を軽視してしまいます。

 

欲望を満たせなかった不幸が祟って悪い行いをしてしまう人もいるでしょう。

 

そんな結果至上主義な世界に本当の満足などないでしょう。

 

誰もが結果を求めるし、良い結果を得たいというのは私の中にもあります。

 

しかし、結果がどうであれ、自分がしてきたこと、過程、それらに誇りを持ち、これでよかったんだと心から言えるような世界、それこそが本当に幸せな人生ではないだろうか?

 

ビジネスにおいて成功したいと思うことも原始的な欲求を満たそうとすることも全て結果を求める行為です。

 

良い結果がいつでも得られるのであれば、幸せかもしれませんが、そんな人生はありません。いつでも失敗の連続です。

 

結果を求めず、今この瞬間(過程)を生きることは、今目の前で起きていること、今目の前に広がっている光景に思いを巡らせ、本当の充実や満足に繋がります。

 

良い結果が得られなくても、「まぁこんなもんだよな、でも今までやってきたことのこんなことやあんなこと、色々合ったけど充実してたし自分にとって勉強にもなったし一言で面白かった!」

 

と言えたら最高ですよね。

 

とはいえ、お金を稼がなくちゃいけないし、生殖活動しないと…

 

お金がなければ生活ができません。

 

生殖活動しないと少子高齢化して大げさに言えば人類が滅亡してしまいます。

 

お金を稼ぐこと、子孫繁栄すること。

 

これらは生き物である私達人間が行う基本中の基本的な行動と言えるでしょう。

 

それらを遂行していくために結果を求めることは必要不可欠のように思います。

 

なので、ある程度結果を求めようとすることは本能だし、仕方ないと言うかそれが人間だよねというものでしょう。

 

ですが、特に現代においては、かなり結果至上主義で結果が出せなければ不幸といった価値観が強くあります。

 

ある程度の結果を求めることは大事でしょう。

 

しかし、ほどほどにして基本うまく行かないよねというスタンスで今この瞬間を楽しむことをメインに生きていくことが、本当の幸せ、満足につながると確信しています。