啓蒙99

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啓発とかPC関連とかですかね

アニメ「あたしんち」は生き方を学ぶことの出来るアニメ

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あなたはアニメ「あたしンち」をご存知だろうか??

 

私は「あたしンち」が好きだ。

 

あたしンちは生き方の教科書とも言うべきアニメだと思っている。

 

あたしンちを見ると、自分のあり方、人それぞれの個性、家族のありかたなど、いろいろな「人生」を楽しみながら学ぶことが出来る素晴らしいアニメだと思っている。

 

そこで、あたしンちから学ぶ生き方、自分自身のあり方を考え、人生をより良くするということをテーマに記事を書いていこうと思います。

 

あたしンちに登場するキャラクターはとても個性的だ

 

さて、あたしンちをよく知らない人のためにサクッとどんなアニメなのかをご紹介すると、いわゆる「日常系」のアニメである。

 

立花家4人一家を中心に、それぞれの友人との日常を描いたアニメなのである。

 

そしてあたしンちに登場するキャラクターはどれも個性的で印象に残る。

 

指摘魔で強情だけどぬけている立花家お母さん、天真爛漫で子供っぽい性格な立花家長女のみかん、のんびり屋だけど時々突拍子もない行動を取る立花家お父さん、のほほんとしてておっとり屋だけど友人思いな立花家長男ユズヒコ。

 

不思議ちゃんで自由奔放なユズヒコの同級生の女子「石田」

 

クールで落ち着いている大人女子なみかんの友達「しみちゃん」

 

他にも様々なキャラクターが登場します。

 

あたしンちを始めてみたのは今から18年前自分が小学4年のときだけど、いわゆる日常系のアニメではクレヨンしんちゃんの次に見たアニメだろうか(ドラえもんは日常ではあるけどひみつ道具などSFな要素もあるのであえて日常系に入れてません)

 

クレヨンしんちゃんもそうなのだが、あたしンちもとても個性あふれるキャラクターで構成されており、各々がアニメの日常の中でそれぞれのドラマや生活を繰り広げる。

 

「あたしんち」は生き方を学ぶことの出来るアニメ

 

単純に面白いので私はあたしンちを今でもABEMAで見ている。

 

そして面白いと同時にあたしンちは生き方を学べるアニメだと思っている。

 

それは、あたしンちではみかんとユズヒコを筆頭に、それぞれが、自分の家族、自分の友人との関わり合いを繰り広げていくのだが、その過程で様々な共感や困難など、私達にも経験したことのあるようなことが次々と身に起こるのだ。

 

そのたびに、「自分もこんなことが昔あったなぁ」とか、あ〜それわかるわぁ!など、いろいろな感情が揺さぶられていくのである。

 

生き方のヒントになるような場面も作中にはたくさん散りばめられている。

 

みかんが友人のしみちゃんに肩をもんでもらっているシーンがあるのだが、みかんがどんどんしみちゃんに要求をして、しみちゃんを怒らせるというものがあるのだが、みかんはなんでしみちゃんが機嫌を損ねたのかがすぐにはわかっていなかった。

 

そしてその日の夜、みかんは母の肩を揉む。

 

母はみかんと同じように、みかんに「あぁそこそこ!もっとうえ!ん〜!あぁそこそこ!ちがうそこじゃない!」と要求をしていくのだが、みかんはとうとうおこり母をパシッと叩く。

 

「もう!」と怒ったみかんは、ふと今日起こった出来事を思い出す。

 

なるほど!しみちゃんがあのとき私に怒った理由がわかった!

 

と、ようやくみかんは自分がされたら嫌なことをしみちゃんにしていたことに気づいたのである。

 

こういったように、視聴者に気づかせるようなシーンも度々起こる。

 

そして何よりも個性豊かな登場キャラクターからは、色々と学ぶことが多い。

 

散々強情にみかんやお父さんのことを叱りつけるけど、自分も人のことを言えないようなシーンが多々ある。

 

そのたびに母は家族から怒られるのだが、母は「あらいやだぁ!もう〜」

 

と開き直る。

 

あぁ…こんなんでいいんだなぁ…家族って…

 

と思わされた。

 

家族と一緒に暮らしていると、それぞれに不満などが必ず出てくる。

 

そのたびに、家を出て一人で暮らしたい!と思ってしまうものだが、なんだかんだで仲睦まじく、みかんらしく、ユズヒコらしく、お母さんらしく、お父さんらしく家族と生活をともにしていく。

 

理想的な家族像なのではないか?とすら思ったりもする。

 

家族って良いなぁとも強く思わされる。

 

みかんが思い悩んでいるとき、冷静にアドバイスをくれるしみちゃんが個人的には結構好きで、みかんを自分自身に当てはめてアニメを見ると、悩んでいるみかん(自分)にアドバイスをくれるしみちゃんからは元気をもらうことができる。

 

学校という閉じた空間で、周りがどう思おうと自分らしく自由奔放に振る舞うユズヒコの同級生の女の子「石田」からも、元気をもらうことが出来る。

 

それぞれが自分らしく生きていて、とても生き生きしているのである。

 

それを見ていると、もっと自分らしく、周りがどう思おうと、堂々と、自分自身を肯定して生きていける気がするのだ。

 

ほっこりするようなシーンやハラハラするシーンなどアニメとしてもとても面白く、個人的に今まで見たアニメの中で5本の指に入るといっても過言ではない良作アニメである。

 

作者が登場キャラクターを通して視聴者にメッセージを伝えているような考えさせられる言動も散見される。

 

ギャグシーンも面白く、マヨネーズを背中で潰してしまったユズヒコが、その晩マヨネーズで溺れる悪夢を見て、案の定朝起きたら服がマヨネーズまみれになっているというシーンが特に好きだ。

 

こういうように普段起こりそうなことを面白おかしくダイナミックに表現するのも見どころなアニメである。

 

ギャグアニメとしても、生き方を学べるアニメとしても、いろいろな楽しみ方が出来るアニメだと思っている。

 

あたしンちはABEMAで全話見ることが出来るので、あたしンちだけのためにABEMAに登録する価値があるだろう。